TESOLとは

 TESOLとはTeaching English to Speakers of Other Languagesの略です。
 世界中において、英語を母国語としない人々に対して、英語を指導する事のできる国際資格として認知されており、世界標準の英語の様々な教授方法や、指導案の作成方法、文法や発音の指導方法に関して専門的な知識を持ち合わせています。英語指導を専門とする人々にとっては、TESOL資格は欠かす事の出来ないものとなっています。
 様々なTESOLコースがありますが、修了に要する時間によって、分類されています。英語を母国語としない人に対して、TESOL資格取得として英語指導を行う場合は、最低でも100時間以上のTESOLコースの受講証明を必要されています。
 TESOLの資格を取得する際には、大きく6つの分野について学びます。

1.教育実習

実践的な指導方法を学ぶにあたって、教室授業形式での演習は欠かす事ができません。教育実習は最も実践的で非常に貴重な経験です。TESOLコースの受講を通して、学んだ事を実際の生徒に対して指導が出来、実践経験を積むことができます。

2.外国語受講体験

語学初学者としての学び方を経験するために、英語以外の外国語の受講体験をします。この体験をすることによって、実際に英語を教える際に、よりよい説明や指導の方法を考える事ができるようになります。

3.言語全般

文法:
 時制の学習に始まり、スピーチの構成の仕方や他のトピックについても学んでいきます。生徒が容易に理解できるような、文法の説明方法やそれに付随する活動を学びながら、生徒への効果的な指導方法を学んでいきます。
 音韻論:
 発音を指導する際の国際的音声記号の使い方や抑揚、単語や文のアクセントや子音の発音などを学ぶことが出来ます。

4.生徒情報

各受講者は生徒に会い、生徒との関係づくりや指導における間違いの分析や訂正のやり方、また生徒各自の求めに応じた対応の仕方を学びます。生徒との面談に始まり、最後には1対1のマンツーマンレッスンを行います。その後、受講者はその授業に関してのレポート提出が求められます。この経験によって、生徒個人の学習スタイルや理解度の把握の仕方を学ぶことが出来ます。

5.指導技術

ここでは幾つかの指導に関する方法を学びます。
 ・指導案作成
 ・授業のマネージメント方法
 ・生徒との望ましい関係の作り方
 ・授業の統制方法
 ・教材の活用方法
 ・教材の作り方
 ・訂正方法
 ・テストと評価方法
 ・語彙指導
 ・文法指導
 ・受容技能指導(リーディングとリスニング)
 ・発表技能指導(スピーキングとライティング)
 ・理解を深めるための活動
 ・興味関心の為の歌
 ・初学者への指導
 ・個々の生徒への指導

6.教材作成

受講者は教育実習を行うにあたって、授業展開を考えて、そこで使用する教材を作成します。これらの授業展開は各受講者が考えなければなりません。これらの過程は教師としての創造性と知識を育むことに寄与します。本過程で作成した教材は、継続使用可能、再利用可能かつ応用が利くようなものでなければなりません。作成したのちに、トレーナーに確認してもらい、実際に教室で授業を提供する前に、改善点などの意見をもらうことが出来ます。